運動療法 †
運動をすることによって病気の症状を予防・改善する治療法。
運動をすると血流が良くなり血管の内皮が刺激されます。そのとき内皮細胞から一酸化窒素が発生し、その作用で血管が拡張して血圧が下がるのです。運動にはストレス軽減や肥満解消の効果もあり、それも血圧を下げます。*1
例えば、脂質異常症に対する運動療法の効果は以下のように説明されている。*2
- 体力を維持もしくは増加させる。
- 動脈硬化性疾患やメタボリックシンドロームの予防・治療効果がある。
- HDLを増やし、中性脂肪を減らす。
- インスリン感受性を高める(インスリン抵抗性を解消する)。
- ストレスを解消し、骨密度や脳機能を高め、QOLを改善する。
中等度強度の有酸素運動を毎日30分以上続けることがよいとされる。
*1サイレントキラー 高血圧「血圧を抑える生活習慣」: http://www.nhk.or.jp/kenko/kenkotoday/archives/2016/10/1012.html
*2動脈硬化性疾患予防のための 脂質異常症治療のエッセンス: http://dl.med.or.jp/dl-med/jma/region/dyslipi/ess_dyslipi2014.pdf
*2動脈硬化性疾患予防のための 脂質異常症治療のエッセンス: http://dl.med.or.jp/dl-med/jma/region/dyslipi/ess_dyslipi2014.pdf
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:42