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麻痺の一種。中枢神経や末梢神経が障害されることで起こる、手足などを随意的に動かしにくくなる状態。*1
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感覚異常のひとつ。何らかの原因で神経に障害が起き、皮膚感覚が過敏になったり、感覚が無くなるなどの症状が出る。その原因は多岐にわたる。しびれ感とも。糖尿病患者の約60%、脳卒中患者の約60%がしびれを自覚するとされる。しびれ感は主観的なものであり,人によって「異常知覚」「知覚鈍麻」「錯感覚」「運動麻痺」などの症状をさし,複合的な感覚として自覚されていることも多い。しびれ感は神経経路のどの部分でも起こりうる症状であり,その範囲や強さは身体的・精神的・環境的な要因によって変化しやす…
小児の脳卒中の代表的な原因となる疾患。国内で発見された。内頚動脈(ウィリス動脈輪)の進行性の閉塞でありウィリス動脈輪閉塞症とも呼ばれる。左右両方の内頚動脈終末部が細くなる。比較的女性に多い。脳血管中のウィリス動脈輪の閉塞によって脳への血流が悪くなった結果、それを補うための側副血行路が発達するが、これが「もやもやとした血管」に見えることが名前の由来。特徴的な症状は過呼吸によって誘発される一過性の運動麻痺や脱力。原因遺伝子は17番染色体に存在するRNF213であり、このミスセンス…
鉛中毒のひとつ。両腕に顕著な運動麻痺が起こる。
両下肢の筋緊張が亢進して運動麻痺がある状態。中枢神経の異常が原因となる。遺伝的要因によって起こるものを遺伝性痙性対麻痺と呼ぶ。
頭に物理的な強い力が加わることで脳が崩れること。脳そのものに挫滅と浮腫が起こる。意識障害、運動麻痺、嘔吐、痙攣などの症状が現れ、治療が成功した場合でも後遺症が残ることがある。脳挫傷は外傷後、数時間経ってから明らかになってくることもあり、特に脳挫傷による血腫は後から徐々に増えてくることがある。受傷後に一次脳損傷の周囲の広い範囲に二次性の細胞障害が広がっていく現象が観察される。この進行には、血管内皮への多核白血球の接着と、それに伴う血管内皮障害、さらには脳実質内への白血球の遊走が…
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