健康用語WEB事典

選択的スプライシング

mRNAスプライシングのひとつ。

1種類の遺伝子から、エクソンが選択されて複数のタイプのmRNAが産生されること。*1

エクソンの中には2とおり以上の異なるパターンでスプライシングされるものも多数あり、「選択的スプライシング」と呼ばれています.選択的スプライシングにより、ひとつの遺伝子から塩基配列の異なる複数種類の成熟mRNAが生成されることとなり、その結果、アミノ酸配列が一部あるいは大きく異なる複数種類のタンパク質が生成されます.*2

選択的スプライシングは、さらに以下の5つの種類に分類される。

  • カセットエクソン型
  • 選択的5’スプライス部位型?
  • 選択的3’スプライス部位型?
  • 相互排他的エクソン型?
  • イントロン保持型?イントロン残留型?
*1選択的スプライシングの巧妙さとその破綻 : 神経難病発症に関連する異常スプライシング: http://ci.nii.ac.jp/naid/120001597133/
*2スプライシング暗号とは | 研究成果の紹介 | フロンティア研究室 遺伝子発現制御学 | 国立大学法人 東京医科歯科大学: http://www.tmd.ac.jp/end/research/SplicingCode/

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このページの最終更新日時: 2020-07-13 (月) 05:43:54