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遺伝性痙性対麻痺(hereditary spastic paraplegia : HSP)

下肢痙縮筋力低下を呈する神経変性疾患KIF1Aの異常が原因となることが報告されている。60個以上の原因遺伝子が報告されている。*1*2*3

主に痙性対麻痺が症状であるが、膀胱直腸障害振動覚低下、上肢腱反射亢進、精神発達遅滞、痙攣難聴網膜色素変性症魚鱗癬脳梁の菲薄化などを伴う場合がある。

*1山梨医科学誌 遺伝性痙性対麻痺 瀧山嘉久 山梨大学医学部神経内科学講座: https://www.med.yamanashi.ac.jp/ymj/pdf/nl/20140213130414_66.pdf
*2運動神経疾患の新たな原因を発見 細胞内のトラックの暴走が疾患を引き起こす | プレスリリース・研究成果 | 東北大学 -TOHOKU UNIVERSITY-: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2019/08/press20190829-01-track.html
*3痙性対麻痺 | NCNP病院 国立精神・神経医療研究センター: https://www.ncnp.go.jp/hospital/patient/disease30.html

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このページの最終更新日時: 2019-09-12 (木) 15:11:23