最近更新された用語
酢酸とメタノールのエステル。CH3COOCH3
リンゴやブドウ、バナナなどの果物に含まれる、香りのある物質。溶剤や塗料、除光液などに利用される。*1
関連する用語
最も単純な構造のアルコール。メチルアルコールとも呼ばれる。分子式は CH3OH 常温では無色の液体。引火性を持つ。毒性があり摂取すると失明や肝臓の障害が起こり、場合によっては死に至る。凍結防止剤として使用される。世界各国において、密造酒の度数を高めるためメタノールが利用され、それによる中毒がしばしば問題となる。ペクチンの含量が多い果実を原料とした醸造製品(フルーツブランデーなど)ではメタノールの含量が多くなる。これはペクチンのメトキシ基がペクチンエステラーゼによって加水分解さ…
カルボン酸のひとつ。最も単純な脂肪酸。常温では弱酸性の液体。食酢の主成分。示性式は CH3COOH。微生物のタンパク質を変性させる殺菌作用を持ち、食品の保存性を高める。純度が96%以上の酢酸は冬季には結晶化するため氷酢酸と呼ばれる。純粋な酢酸の融点は17℃。生体内では空腹時に他の脂肪酸からβ酸化やアセトアルデヒドの代謝によって生成される。ケトン体と同様に飢餓時のエネルギー源となる。酢酸を体外から摂取すると血液中に移行し組織に速やかに取り込まれた後、代謝過程でAMPを生成して細…
加水分解とは、ある化合物に水(H2O)が反応し、2つの分解された生成物が得られる反応のこと。略して水解とも呼ばれる。この際、水分子は H+ と OH- に分かれる。加水分解を触媒する酵素はヒドロラーゼと呼ばれる。酢酸エチルの加水分解反応は次の反応式で表される。CH5OH加水分解において水分子が使用されることは自明であるため、場合によっては式の中のH2Oが省略される場合がある。その場合、例えば酢酸メチルの加水分解反応は次の式のように書かれる。CH3OH塩が水に溶けたとき、その一…
酸とアルコール(ヒドロキシ基)の結合(エステル結合)を持つ化合物の総称。酸とアルコールの脱水縮合によって生成する。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。