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糖鎖中に硫酸基を持つ糖タンパク質(酸性ムコ多糖)。胃底腺の副細胞に多い。シアロムチンに比べて粘性がやや低いため、消化管内容物に対する潤滑作用があるとされる。細胞増殖促進作用による粘膜上皮の修復に関与していると考えられている。ペプシンに対する阻害活性を持つ。また、消化管からの水分吸収を促進する。
末端糖残基にシアル酸を持つ糖タンパク質(酸性ムコ多糖) 。胃底腺の一部に存在する。抗炎症作用を持ち、胃粘膜の修復に関わる。また、水分の吸収において抑制的に働き、腸粘膜からの水分吸収を阻害する。
ムコ多糖の一種。骨や結合組織、皮膚を構成する成分のひとつ。酸性ムコ多糖とも呼ばれる。酸性条件下では、硫酸化したグリコサミノグリカンがコラーゲン線維に結合することで耐酸性のコラーゲン線維となることが確認され、グリコサミノグリカンがコラーゲン線維の分解を調節する作用を持つことが示唆されている。グルコサミノグリカンの種類とそれが存在する組織の関係は下表のようになる。名称存在する組織コンドロイチン角膜コンドロイチン硫酸A骨、象牙質コンドロイチン硫酸C軟骨デルマタン硫酸(コンドロイチン…
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