健康用語WEB事典

酸性電解水

1987年に開発された、食塩水(塩化ナトリウム水溶液)や塩酸水を電気分解?した際に、主に陽極付近に発生する次亜塩素酸を含む酸性の水。

陽極では、塩酸から水素ガスと塩素ガスが発生し、塩素ガスは水と反応して次亜塩素酸(HClO)と塩酸(HCl)が生じる。*1

陽極側で強酸性次亜塩素酸水が生成される際に、陰極側ではアルカリ性電解水が発生する。

酸性電解水は医療分野では「強酸性電解水」、食品分野では「次亜塩素酸水」、の名称で厚生労働省から認可・指定を受けており、更に農業分野では特定防除資材として平成26年3月、農林水産大臣、環境大臣から認可・指定をうけました。農林水産省での名称は「電解次亜塩素酸水」となっております。*2

次亜塩素酸による、MRSA緑膿菌などのに対する殺作用およびウイルス除去作用を示す。

酸性電解水は、薄い食塩水や薄い塩酸水の電気分解?によってつくられます。強酸性電解水pH 2.7 以下)と微酸性電解水pH 5~6.5)があります。両方とも主成分は次亜塩素酸(有効塩素濃度 10~60 ppm)です。*3

以下の3種類に分類される。

*1日本調理科学会誌 調理と機能水 堀田国元: https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/43/4/43_275/_pdf
*2酸性電解水 | 一般社団法人日本電解水協会: http://jewa.org/saew/
*3一般財団法人機能水研究振興財団 酸性電解水とは: http://www.fwf.or.jp/pdf/top_sansei.pdf

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:11:48