健康用語WEB事典

酸蝕(tooth erosion)

エナメル質酸性の飲食物や胃液によって溶かされること。酸蝕症とも。

虫歯菌が作るではなく、クエン酸炭酸飲料などによってエナメル質が溶ける事を指す。

酸蝕の原因

エナメル質が溶け出すpH(エナメル質臨界pH値)はpH5.5であり、それを下回る酸性の飲食物や胃液などによって溶かされる。例えば、コーラはpH2.2の強酸性の飲料であるため酸蝕を引き起こす。*1

*1酸蝕症の病態と臨床対応 北迫勇一: http://www.hotetsu.com/s/doc/irai2015_2_15.pdf

ご意見・ご要望をお聞かせください。


酸蝕に関する情報を検索
[学術機関を検索] [政府機関を検索]



この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2019-01-20 (日) 20:30:50