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上皮組織の形態による分類のひとつ。細胞が層状に重なってできている上皮。*1
関連する用語
中間径線維の付着する細胞と基質との接着を行うタンパク質。重層上皮や偽重層上皮などに発達し、上皮とそれをとりまく基底膜を接着している。-Ⅰ型ヘミデスモソーム-Ⅱ型ヘミデスモソーム
上皮細胞-上皮組織
主に体温上昇によって塩分を含む汗を分泌する汗腺。コリン作動性神経の特殊な交感神経が支配する。汗の分泌部分はコイル状になっており、ここで分泌された時点で含まれるナトリウムイオンと塩化物イオンの濃度は血液とほぼ同じである。分泌部から重層上皮の管を通って皮膚に放出される。管の上皮細胞にはナトリウムチャネルとCFTRが発現しており、それぞれナトリウムイオンと塩化物イオンを再吸収する。
扁平上皮細胞からなる複数の層を持つ重層上皮(扁平上皮)。最表層の細胞が扁平な形をしている重層上皮。実際には表層の細胞が扁平であるのに対し、深層に向かうにつれて立方状、そして最下層の細胞は円柱形をなすのが一般的である。表層の角化物(細胞の死骸)の有無によって以下のように分類される。-角化重層扁平上皮-非角化重層扁平上皮
重層上皮のひとつであり円柱上皮のひとつ。表層の細胞が円柱形のもの。最表層の細胞が円柱状をしている重層上皮。実際には、深層の細胞は立方状であることが多い。分布は限られていて、尿道や気道粘膜の一部など、重層扁平上皮と他の上皮との移行部にあることが多い。
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