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遺伝子重複によって生じた遺伝子のこと。
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遺伝情報を表すDNAの塩基配列の一部のこと。生物の性質は遺伝子により親から子へ引き継がれる。当初は、親から子に伝わる粒子様の因子に対して付けられた名前であったが、後にそれが現在は染色体と呼ばれるものであり、その染色体の本体が2本のDNAの核酸塩基が繋がってできる二重螺旋構造であることが明らかとなった。したがって、物質として遺伝子という場合は「染色体」を、遺伝情報を伝えるものとしていう場合は「DNAによる塩基配列」を指す。遺伝子は、タンパク質のアミノ酸配列を規定する領域と、その…
一つの遺伝子がコピーされて二つの遺伝子になることを。遺伝子重複により生じた遺伝子を重複遺伝子と呼ぶ。多くの場合影響はないが、最適な数が厳密に決められた遺伝子においては、遺伝子重複が病気を引き起こす原因となる。遺伝子が重複することで新しい機能を獲得する場合がある。遺伝子が重複する(ゲノム上で同じ遺伝子のコピーが増える)ことが進化の原動力となるという「遺伝子重複説」は、大野乾博士によって提唱されました。
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