最近更新された用語
細胞診よりも太い針を使って組織を取り出す生検。病変部位に局所麻酔をして針を刺し、その組織を採取する。*1
関連する用語
特定の部位にのみ働く麻酔。神経細胞の細胞膜内部で電位依存性ナトリウムチャネルを阻害することによる神経伝導の抑制による効果。局所麻酔の副作用は、多くの場合偶発的な血管内注入によって発生する。中枢神経のナトリウムチャネルは心筋に比べて局所麻酔に対する感受性が高いため、通常、中枢神経症状が先行し、やや遅れて心血管症状が発現する。また、ベンゾカインやプリロカインをはじめとするいくつかの局所麻酔薬では、稀にメトヘモグロビン血症が発生し、酸素投与でも改善しない酸素飽和度の低下やチアノーゼ…
身体から採取した細胞や体液に含まれる細胞を検査して疾患の診断を行うこと。
通常の細胞診や針生検でははっきりしない乳腺疾患の診断のために行われる生検。マンモグラフィーや超音波検査画像で病変を確認しながら特殊な針(ステレオガイド下吸引式乳房組織生検装置、商品名はマンモトーム)を刺し入れ、針の側面にある吸引口で組織を採取する。マンモトームの針は円筒状のカッターとなっており、一度針を刺せば途中で針の出し入れをすることなく、一度の操作で4mm程度の切開創から十分な量の組織を採取することができます。
病理検査のひとつ。組織の一部を切り出して調べるもの。針(生検針)を使って組織を取り出すものは針生検と呼ばれる。
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。