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ベルリン青染色を参照。
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唾液腺や腎臓、甲状腺などに発生する稀な上皮性良性腫瘍。成人に見られる。褐色調の被包された腫瘍で、組織学的にはミトコンドリアに富む好酸性顆粒状胞体と類円形核をもつ腫瘍細胞が胞巣状の増殖を示す。コロイド鉄染色に弱陽性、免疫染色ではE-カドヘリン、ARPP、Ronが陽性。腎臓の腫瘍の5〜10%を占める。異型に乏しい好酸性細胞が均一に出現し、比較的高率に細胞質内空胞を認める点が特徴的とされる。
フェリチンの凝集体。細胞内における鉄の貯蔵の形態のひとつ。赤血球が破壊される過程で生じる、黄褐色から茶褐色の色素。血鉄素とも。出血後の組織や細胞内に認められる。組織への沈着によってヘモジデローシスとなる。脳に沈着すると脳表ヘモジデリン沈着症を発症する。ベルリン青染色(鉄染色)によって染まる。
ヘモジデリン(血鉄素)やアスベスト小体(含鉄小体)を検出する際に用いられる染色法。鉄染色とも。
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