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大脳皮質の約80%を占める興奮性ニューロン。ピラミッドのような錐体の細胞体を持つ。錐体細胞とも。大脳皮質の神経細胞や脳の他の部位の神経細胞と互いに結合し、主に脳内の情報のやりとりを担う。情報の量や質は介在ニューロンによって細やかに制御される。細胞体から脳表面に向かう尖端樹状突起と細胞体周辺を放射状に伸びる基底樹状突起の2種類の樹状突起を持つ。大脳皮質を構成する細胞は錐体細胞(pyramidal neuron)と非錐体細胞(non-pyramidal neuron)の二種類に大…
側鎖が曲がった形(11-シス型)のレチナール。光を吸収する特性を持ち、光が当たると全トランス型レチナールへと構造変化を起こす。錐体自身の中に効率的に11-シス-レチナールを合成する仕組みがあることが報告されている。ロドプシンのアンタゴニストであり、ロドプシンは光エネルギーを使って11-シス-レチナールをアゴニストである全トランス型レチナールに変換して活性状態になる。
カロテノイド(キサントフィル)のひとつ。赤色を呈す。人体ではルテインと同様に目の黄斑に存在し、化学構造もルテインに似ている。黄斑の中心部に主に存在し、特に錐体に多く存在する。ホウレンソウ、トウモロコシ、赤いピーマンやトウガラシに多く含まれる。加齢黄斑変性症の予防に効果があることが報告されている。サプリメントに含まれるものは、一般にマリーゴールドの花から抽出・精製されたもの。
舌下神経の起始核である神経核。大脳皮質から皮質核路が連絡する。延髄の下部にあり、錐体とオリーブの間から多数の根線維がでる。これから出る神経は10~15の線維束に分かれて延髄の前外側溝から出て、後頭骨の舌下神経管内で一幹となってこの管をでる。
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