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肝細胞膜に多量に存在し、門脈血中から肝細胞への胆汁酸循環を担うトランスポーター。また、B型肝炎ウイルス(HBV)の感染に関わる膜タンパク質。ナトリウムタウロコール酸共輸送体とも。ウイルスエンベロープタンパク質LHBsが肝細胞表面に結合する際にNTCPと結合した後、NTCPは上皮成長因子受容体などとの相互作用をしながらエンドサイトーシスが誘導され、ウイルスが細胞内へ侵入する。タグ:
水溶性食物繊維に分類される多糖類。フルクトースが多数結合したフルクタン。スクロースから合成によって結合数(重合度)を調整したものが生成されている。またイヌリンについては,植物から抽出したものおよびそれを部分水解し,重合度を調節したものが市販されてきたが,最近では,スクロースからイヌリンを合成する微生物酵素を利用して,重合度の異なるイヌリンも食品素材として生産されるようになっている.体内で分解や吸収が行われないため、尿で排泄される。そのため腎機能(糸球体濾過値)の検査の指標とし…
肝臓の組織で、脂肪滴を伴う肝細胞が30%以上認められる状態のこと。アルコールが原因となるアルコール性脂肪肝と、それ以外の生活習慣が原因となる非アルコール性脂肪性肝疾患に分類される。自覚症状がない。血液検査では、ASTやALT、γ-GTP、コリンエステラーゼなどの異常、血糖値や総コレステロール、中性脂肪などの高値が確認される。脂肪肝モデルマウスでは、空腹時門脈血液中の遊離アミノ酸のうちメチオニンとチロシンの低下が肝細胞の脂肪毒性に対する酸化ストレス応答を妨げ、脂質放出を抑制する…
アジアで見られる住血吸虫。オンコメラニア属(宮入貝)を中間宿主とする。門脈系静脈に寄生し、産卵は腸間膜または腸壁で行なわれる。虫の大部分は肝臓に集積され、肝硬変への誘因となる。タグ:
肝硬変の症状のひとつ。肝硬変患者の8割に見られる。肝臓内の血流の抵抗が増加するため門脈の圧が上昇し、食道や胃の静脈瘤、腹水などが起こる。タグ:
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