健康用語WEB事典

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細菌感染などにより臓器の組織の一部が壊死し、膿がたまった状態。急性炎症の末期で起こる。

発熱の型のひとつ。波状熱とも。数日間、間欠熱、弛張熱または稽留熱があり、続いて無熱期に移り、3〜10日の間隔でこのようなパターンをくり返す。ホジキンリンパ腫やライムボレリア症で見られる。

結核菌が血管やリンパ管を介して身体各所の臓器に運搬され、そこに無数の粟粒大の結節を作る疾患。肺にできた結核初期変化群の病巣から、結核菌は全身のどの臓器、器官にも到達し、粟粒結核を作る可能性がある。

グラム染色によって赤く染まる細菌。大腸菌やコレラ菌、ペスト菌、サルモネラ菌など。グラム陰性菌は内膜（細胞質膜）と外膜の2つの膜を持ち、これらの間（ペリプラズム）に薄い細胞壁（ペプチドグリカンの層）が存在する。外膜からは細胞の外側に向かってポリ多糖体が伸びている。抗体の結合と補体の活性化によって外膜が破壊でき、グラム陽性菌に比べて排除が容易。

感染部位およびリンパ節において細菌などの病原体の排除に失敗し、血液中に病原体が存在するようになった状態。免疫が低下している状態で起こりやすい。傷口などから侵入した病原体は、その場で排除されないとリンパ節に進行する。リンパ節で免疫反応が起こるとリンパ節が腫れる。リンパ節においても病原体が排除できなかった場合に、それらが血液中に侵入する。この血液中に侵入した病原体の排除にも失敗して悪化すると敗血症となる。

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