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間葉系幹細胞から構成される組織。
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骨髄あるいは全身の臓器の血管の周囲に存在する幹細胞(体性幹細胞)。骨芽細胞や軟骨などの骨組織(軟骨芽細胞)、脂肪(脂肪前駆細胞)、神経細胞、血管内皮細胞、肝細胞など様々な細胞に分化できることが報告されており、再生医療への応用が期待されている。成体では主に線維芽細胞を生み出す。CCL2やCCL5などのケモカインを産生する。間葉系幹細胞は、発生過程で中胚葉から分化する脂肪や骨にすることができ、その上、成人の骨髄、脂肪組織や歯髄などから比較的容易に得ることができます。これまでの研究…
腫瘍性を持たない生体由来の多能性幹細胞。主に間葉系組織(骨髄、皮膚、脂肪)に存在する。臓器の結合組織にも確認されている。三胚葉性の細胞に分化可能。ストレス耐性能、多能性幹細胞マーカーの発現、自己複製能などを有する。最大の特徴として、そのまま血中に投与するだけで組織修復をもたらす性質を有するとされる。体内に投与すると障害部位を認識して、その部位に応じた細胞に自発的に分化する性質を持つとされる。実際にミューズ細胞を慢性腎臓病のモデルマウスに静脈投与すると、腎臓の組織が修復され腎機…
骨や軟骨、脂肪、血管などの上皮細胞以外に由来する固形がん。サルコーマとも呼ばれる。肉腫は骨や筋肉、脂肪組織などの外界に面していない細胞からできる悪性腫瘍のことを指すため、癌とは区別される。胃や腸等の上皮組織由来の「がん」に対し、間葉系組織由来なので「肉腫」と呼ばれます。
毛包を取り囲むケラチノサイトの根本に存在する細胞。毛母細胞の内側。出典: iPS細胞から毛包再生、重い脱毛症の人の力に | ヒト幹細胞情報化推進事業(SKIP)SCFやbFGF、TGF-βを発現し、これらが毛母メラノサイトの増殖やメラニン合成を制御すると考えられている。毛母は間葉系組織である毛乳頭(HP)を囲み,HP内でネットワークを形成する毛乳頭細胞(HPC)は,HP内の基質を産生するほか,毛母細胞の増殖の調節を担っている.幹細胞のポテンシャルをもつ、Sox2陽性細胞、So…
数種類の細胞が決まったパターンで集まってできる構造。多細胞生物では、細胞はどこかの組織に属す。-上皮組織-結合組織-筋組織-脂肪組織-神経組織組織が集まると器官と呼ばれる。
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