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雄(男性)の生殖細胞(精子)の異常が原因となる不妊。*1
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PLCδのひとつであるホスホリパーゼC。精子に多く存在しており、受精に必須。欠損すると先体反応におけるカルシウムイオン濃度上昇が抑制され雄性不妊となる。
受精(妊娠)が起こらないこと。一年以上不妊が続く場合は不妊症と呼ばれる。不妊とは、生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにも関わらず、妊娠の成立を見ない場合を指す。不妊のための婦人科受診者数は、2007年で17万9千人である。2009年から、世界保健機構(World HealthOrganization、WHO)は不妊症を「1年間の不妊期間を持つもの」と定義している。2022年8月時点では、不妊の検査や治療を受けたことがある夫…
精子や卵子となる細胞のこと。胚細胞とも呼ばれる。減数分裂によって通常の半分の染色体を持つ。生殖細胞の遺伝子に生じた突然変異は子孫に遺伝する。生殖細胞とは、それらの融合により新しい個体を形成する精子や卵子、ならびにそれらを生み出す一連の細胞群です。
男性(オス)が持つ生殖細胞。前駆体は球形の精子細胞。精液全体の1〜5%を占める。ヒトでは約1〜3億個。体深部の温度では相同染色体を精子に分配する減数分裂ができずに細胞死を起こすため、体外に出た陰嚢内の精巣で作られる。先端にはアクロソームと呼ばれる袋状の細胞小器官が存在し、この内部に受精に必要なタンパク質(酵素)が含まれる。精子の尾の部分の鞭毛は、その付け根に存在するミトコンドリアが生み出すエネルギーによって動く。受精の場である卵管膨大部に到達できる数は数百個程度。その内の1つ…
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