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抗ヒスタミン薬が奏功しない痒み。アトピー性皮膚炎、乾皮症、乾癬、腎不全、肝疾患などに伴う。*1
タグ: 痒み 難治性
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アトピーによる皮膚炎。根本的な治療法はなく、対症療法が主。通常、加齢によって自然に治る。症状は湿疹、痒み、皮膚の免疫力低下など。接触性皮膚炎と共通して湿疹が主症状(Ⅳ型アレルギー)であるが、検査をしてみるとIgEが主役のⅠ型アレルギーが関与する所見が見られる。アトピー性皮膚炎において起こっている、アレルギー性炎症は、Ⅰ型アレルギーともⅣ型アレルギーともいえない、両者が合わさったような反応が想定されています。IL-31が受容体に結合することを阻害することで痒みを抑えられることが…
引っ掻きたくなるような不快な感覚。通常、皮膚に付着した異物に対する防衛反応として現れる。痒覚、掻痒(そう痒)とも。かゆみは皮膚や粘膜を掻破したくなるような不快な感覚である.かゆみの生理的役割は依然明確ではないものの,引っかき行動により皮膚に付着した寄生虫等の外敵を除去する,あるいは皮膚の炎症等の情報を生体に知らせるといった防御機構とされている.痛みとは異なる神経(C線維およびA線維の一部)によって伝達される。肥満細胞などから放出されるヒスタミンは痒みを引き起こす物質のひとつ。…
セマフォリンのひとつ。難治性痒みの原因となる。Sema3Aの産生には表皮に存在するカルシウムイオン濃度が関与する。表皮角化細胞において、角化の初期段階である有棘層下層と基底層で主に発現し、MAPKおよびAP-1がこの発現を調節している。セマフォリン3Aは筋組織幹細胞(衛星細胞)によって合成・分泌され、抗疲労性筋線維の形成が誘導される。タグ:
痒みを伴う皮膚の乾燥。皮脂欠乏症とも。-老人性乾皮症-色素性乾皮症
ヒスタミン受容体に結合するヒスタミンを競合阻害し、ヒスタミンの作用を遮断する医薬品。ヒスタミンがヒスタミン受容体以外の受容体に結合するのを阻害したり、中枢神経系での受容体の働きを阻害したりすることによる副作用もある。副作用は抗ヒスタミン薬が脳に移行しやすいことや、H1受容体以外のアミンの受容体にも結合しやすいことなどが原因とされる。抗ヒスタミン薬は,インバースアゴニストとして作用し,ヒスタミンH1受容体を不活性化する.抗ヒスタミン薬は古くから使用され,また,世界で最も使用され…
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