健康用語WEB事典

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質量の単位。統一原子質量単位の「u」に等しい。1Da = 1.6605655 × 10-27kg 当初は巨大な生体関連分子複合体（染色体やウイルス、ミトコンドリア、リボソームなど）全体の質量を表記するためだけに使用されていたが、現在は「u」と同様に使用できるとされる。ドルトンとも。1分子の質量をダルトン単位で表示すると、数値は分子量と同じになる。分子量を表す際に使用されることがあるが、その使用方法に問題があることが指摘されている。分子量マーカーが試料タンパク質と同時に泳動され…

核酸のひとつ。デオキシリボ核酸とも呼ばれる。デオキシリボースを含む、細胞核の中の酸性を示す物質であることから名付けられた。リン酸とデオキシリボース、核酸塩基の3つが結合してできたデオキシリボヌクレオチドが連なった重合体。全長2m、幅2nmとされる。DNAの一部（塩基配列）は遺伝情報を持つ遺伝子の本体である。遺伝子の部分はDNA全体の1.5％程度で、残りの部分は遺伝子ではない。真核細胞の核のDNAでは、1つのタンパク質をつくるDNA領域の中に、タンパク質をコードする部分（エキソ…

動物の細胞や牛乳に含まれる、カルシウムやリンなどが結合したタンパク質。サブミセルを形成し、リン酸カルシウムと共にカゼインミセルと呼ばれる球状粒子を形成する。牛乳中にはこれが懸濁状態で存在しているため白く見える。カゼイン粒子に乳酸が作用すると、カゼインに結合しているカルシウムが遊離して凝固がおこる。これが乳がヨーグルトとなる原因である。またチーズの主成分でもある。カゼインはアミノ酸以外にリンを含む複合タンパク質であり，乳特有のリンタンパク質である（Schmidt DG, 198…

ゲル電気泳動により分離したタンパク質を電気的にフィルター（メンブレン）にブロット（染み付け）し、特定のタンパク質を抗体と免疫反応させて検出する検査。ウェスタンブロット法やイムノブロッティングとも。HTLV-1の感染を確認する検査として行われる。

リボ核酸（RNA）とデオキシリボ核酸（DNA）の総称。食品中の核酸は小腸でヌクレオチド、ヌクレオシドを経てリボースと塩基まで分解される。核酸はリン酸基による負の電荷を持つため、電気泳動によって陽極に移動する。

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