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静脈への注射。
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95%以上の⾼濃度の多価IgGを含む静注⽤免疫グロブリン製剤。国内での適応疾患には原発性免疫不全、特発性血小板減少性紫斑病、ギラン・バレー症候群、川崎病、重症感染症に対する抗生物質との併⽤などがある。
静注する鉄剤。有効成分は水酸化第二鉄・デキストリン・クエン酸錯体。商品名はフェリコン。ショック症状を含む副作用の増加傾向が認められており、現在では供給が停止され、代替品としてフェジンの使用が推奨されている。
糖と酸化鉄の結合物。静注する鉄剤の有効成分。商品名はフェジン。
アレルギー機序によると考えられている中枢神経系の脱髄を症状とする疾患。特発性のもの、ワクチン接種によるもの、病原体の感染が原因となるものの3つに分けられる。ワクチン接種によるADEMは、ワクチン製造に使用した動物の中枢神経組織がワクチン精製時に混入することが原因となるとされる。病原体の感染によるADEMは、細菌やウイルスの感染によって感作された末梢リンパ球が中枢神経系と交差抗原性を持つことによって髄鞘が破壊されるためと考えられている。治療は主にステロイドパルス療法。これに経口…
ドーパミンなどのモノアミンの前駆体。アミノ酸のチロシンから生成される。レボドパやL-ドパとも呼ばれる。フェニルアラニンの3位と4位にヒドロキシ基が結合した構造を持つため、3,4-ジヒドロキシフェニルアラニンとも呼ばれる。芳香族L-アミノ酸デカルボキシラーゼの働きによって神経伝達物質のドーパミンに代謝される。L-ドーパ自体も神経終末から神経伝達物質として放出され、OA1(GPR143)のリガンドとして作用することが報告されている。パーキンソン病の治療物質として頻用されるが、ジス…
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