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非ステロイド系抗炎症薬を参照。
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胃や十二指腸の内側が胃酸や消化液で侵食されてできる潰瘍。消化性潰瘍の原因の60~70%がピロリ菌である。また、非ステロイド系消炎鎮痛薬(アスピリンなど)がプロスタグランジンの産生を抑制するために起こる粘膜障害が原因となる場合がある。ストレスが消化性潰瘍の発症に関与することが知られており、身体的ストレスに伴う潰瘍として脳腫瘍術後のクッシング潰瘍や熱傷後のカーリング潰瘍がある。-胃潰瘍-十二指腸潰瘍タグ:
ステロイド作用をもたない抗炎症薬の総称。解熱鎮痛薬の分類のひとつ。代表的なものはサリシンに含まれるサリチル酸。シクロオキシゲナーゼを阻害してプロスタグランジンの産生を抑制することが確認されている。1990年代前半に、アスピリンの常用患者で大腸がんや胃がんの発生率が有意に低いことが報告され、その後、非ステロイド系抗炎症薬の長期服用により、罹患率、死亡率ともに低下するという報告が数多くされた。これは後に、これらのがん細胞が多く持つシクロオキシゲナーゼ-2を非ステロイド系抗炎症薬が…
非ステロイド系消炎鎮痛薬のひとつ。商品名はロキソニン、EMECなど。炎症を引きおこすプロスタグランジンの生合成を抑え、痛みや発熱を抑える。代表的な痛み止め。関節リウマチや変形性関節症、手術後や外傷後並びに抜歯後の鎮痛、急性上気道炎の解熱に用いられる。錠剤にはナトリウムとの塩(ロキソプロフェンナトリウム)として含まれ、服用量は1回あたり60〜120mg(1錠60mgを1〜2錠)が目安。まれに以下の副作用が起こるとされる。-悪心-嘔吐-消化性潰瘍-浮腫-高血圧-肝機能障害-喘息-…
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