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間接ビリルビンを参照。
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胆汁に含まれる黄色い色素。前駆体はビリベルジン。ビリルビンは直接ビリルビン(抱合ビリルビン、D-BIL)と間接ビリルビン(非抱合ビリルビン)に分けられ、この2つを合わせたものを総ビリルビン(T-BIL)と呼ぶ。血漿にも含まれ、血液検査の項目のひとつ。基準値は 0.2〜1.0mg/dL。通常のビリルビンの量は血液1dL当たり1mg以下であるが、3mgを超えると黄疸となる。ビリルビンは血液中のタンパク質であるアルブミンと結合して肝臓に輸送されます。肝臓でビリルビンはグルクロン酸と…
ビリルビンのひとつ。アルブミンと結合して肝臓へ運ばれるヘムタンパク質。非抱合ビリルビンとも呼ばれる。基準値は 0.5mg/dL 以下。肝臓に移動した間接ビリルビンは直接ビリルビンに代謝される。間接ビリルビンは脂溶性であるが、肝細胞の滑面小胞体でウリジン二リン酸グルクロン酸転移酵素によって水溶性の直接ビリルビンに変化する。神経毒性があり、肝不全患者の脳圧亢進や非可逆的神経細胞障害の原因の一つとなる。
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