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自然免疫のこと。
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体内に侵入してきた抗原を初めに攻撃する免疫。特定の異物にではなく、侵入してきたあらゆる異物に対して無差別的に働くので非特異免疫(非特異的免疫)とも呼ばれる。二次防御である獲得免疫を行うために必要となる。自然免疫は,先天的に備わった免疫であり,異物認識は微生物などに固有の分子パターンを標的に行われており,認識分子である補体成分の一部・レクチン・Toll様受容体などは,ゲノムにコードされたままの形で使われている。従来,獲得免疫の補助的な役割を果たすにすぎないと考えられていたが,近…
疫病を免れるという意味で使われ始めた語。元々は伝染病の流行に耐えて生き残った人が、次の流行時には発病しないという事実に対して与えられた。医学的には、一度罹った伝染病には二度と罹らない現象、つまり、一度体内に侵入してきた異物(抗原)に対する抵抗のことを指す。免疫が働かなければ、病原体の侵入を防ぐことができない。免疫の働きはきわめて強力である。ふつうに健康に生活しているぶんには免疫の力に気づきにくいが、例えば先天的に免疫機能が完全に欠損している人は、身近に住みついているふつうの細…
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