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頚椎を通る部分の脊髄。
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頚髄下部から胸髄(第一胸椎から第二腰椎の高さ)の中間質が外側へ突出した灰白質。脊髄の交感神経が存在する部位。小型で交感神経系の多極神経細胞(中間質外側核)があり、その内側にやや散在性の神経細胞群(中間質内側核)が存在する。
中枢神経系のひとつ。脊椎(脊椎を構成する椎骨の椎孔)が連続してできる脊柱管を通る。長さ約40cm、太さ約1cm、上は環椎と後頭骨との境の高さで延髄に移行し、下は第1~2腰椎の高さで脊髄円錐に終わる。脊椎は中心部にある脊髄中心管を囲んでH字形の灰白質があり、その周囲は白質でとり巻かれている。脊髄はそれが通る部分の骨によって以下のように分類される。脊髄は脊椎に比べて短いため、完全に対応するわけではない。-頚髄(頚椎)-胸髄(胸椎)-腰髄(腰椎)-仙髄(仙椎)
首の部分の脊椎。7個の椎骨(第一頚椎〜第七頚椎、C1〜C7)から成る。頚椎とも表記される。第一頚椎と第二頚椎は首の回転運動、第三頚椎から第七頚椎は前屈や後屈運動に関わる。ナマケモノ2種を除くすべての哺乳類の頚椎は7個で共通している。第1頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)は特異的な形をしているが、他の5個の頚椎は共通の特徴をもつ。キリンの首も頚椎は7個の椎骨で構成されるが、一つひとつの椎骨が長いため首全体も長くなっている。ミユビナマケモノの首は9個の椎骨が存在する。
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