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がん細胞に選択的に吸着する薬剤(がん細胞の表面の抗原に対応する抗体に光に反応する物質をつけたもの、アキャルックス)を投与した後、近赤外線を照射することでそのがん細胞を破壊する治療法。正常なヒト組織にはほぼ損害がない。イルミノックス治療とも。直接細胞を殺傷するだけでなく、患者自身のがんに対する免疫を活性化する作用を持つ。国内では「切除不能な局所進行または局所再発の頭頸部がん」に対する治療として2020年9月に承認され、保険適用となっている。タグ:
眼裂狭小、瞳孔縮小、発汗減少などが起こる症候群。延髄背外側部の梗塞において見られる。頸部に腫瘍が存在し、頸部の交感神経を圧迫される場合に多い。
頭蓋底の骨から棘状に前内下方に伸びる突起。この形態異常が咽喉頭を中心に頭頸部全体に疼痛や違和感などの症状を引き起こす。
頸部リンパ節腫脹を伴う、多発する痛みを伴わない皮下の腫瘤。青年期から壮年期の男性に多い。軟部好酸球性肉芽腫症とも。腫瘤(肉芽腫)は全身に出現し得るが、耳の下部や後部、顎下部などの頭頸部領域に多い。末梢血中の好酸球数、 IgE値の上昇が特徴とされる。Ⅰ型アレルギーが関与が示唆されている。
バルトネラ・ヘンセレによる感染症。カリオン病とも。猫に噛まれたり引掻かれたりすることが原因となり、猫ひっかき病とも。傷の周辺の炎症のみならず、頸部のリンパ節が腫れや発熱が起こる。リンパ節の腫脹は数週間から数ヶ月続く。場合によってはその後に突然の痙攣や意識障害で脳症を併発することがある。
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