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顆粒層細胞を参照。
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アンドロゲンをヒドロキシ化し、それをエストロゲンへの転換する反応を触媒する酵素。シトクロムP450のひとつ。エストロゲン合成酵素とも。エストロゲンであるエストロンとエストラジオールはアロマターゼによって、それぞれアンドロステンジオンとテストステロンから生成される。エストロゲンが産生される臓器や組織に発現する。女性では卵巣の顆粒膜細胞や胎盤の合胞体栄養膜細胞に、男性には精巣のライディック細胞に高発現する。性腺以外では脳、乳腺、脂肪、筋肉、皮膚などに局在する。閉経後の女性は、副腎…
精巣や副腎から分泌され、オスの二次性徴を促進するホルモンの総称。男性ホルモンとも呼ばれる。アンドロゲンに属するホルモンには以下の種類がある。-テストステロン(精巣から分泌、主なアンドロゲン)-アンドロステロン(副腎皮質から分泌)-デヒドロエピアンドロステロン(副腎皮質から分泌)前立腺がんの増殖に関わるため、その治療にはアンドロゲンの分泌を抑える治療が行われる。脊椎動物では、アンドロゲンにより、オスの生殖器や外部形態における二次性徴の発現が制御されています。アンドロゲンが十分に…
卵胞を構成する細胞のひとつ。女性ホルモンの産生を行う。ライディッヒ細胞と同様に機能の異なる複数の細胞集団から構成されることが示唆されている。また、黄体形成ホルモンの受容体を持つ。卵胞および黄体の主要構成細胞である顆粒膜細胞と莢膜細胞は、卵胞発育、卵胞閉鎖、黄体形成および黄体退縮にともなって、自ら増殖、分化、細胞死を周期的に繰り返す極めて特徴的な内分泌細胞である。
卵胞の最も内側に存在し、卵子を取り囲む細胞。顆粒膜細胞や顆粒細胞とも呼ばれる。エストラジオールやインヒビン、アクチビンなどのホルモンを分泌し、脳下垂体からの性腺刺激ホルモンの分泌を制御する。排卵後、卵胞の細胞は黄体へと分化し、妊娠維持に必須な組織へと再編成される。これらの一連の事象において、中心的な役割を担っているのは顆粒層細胞である。顆粒層細胞は卵胞の発育に伴い、ギャップ結合を介して、ATPを含む栄養物質やcGMPを流入させることで間接的に卵子の減数分裂再開能力や細胞質成熟…
TGF-βファミリーに属する糖タンパク質。インヒビンAとインヒビンBの2種類がある。顆粒膜細胞や黄体細胞、莢膜細胞、胎盤、精巣(セルトリ細胞、ライディッヒ細胞)などに存在する。
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