健康用語WEB事典

骨単位(osteon)

ハバース管とその周囲を取り囲む骨層板ハバース層板)および骨小腔内の骨細胞の総称。オステオンハバース系とも呼ばれる。*1

骨組織を見ると、緻密骨内には多数の血管神経の通る穴が見られる。これはハバース管と呼ばれ、その周囲には木の年輪のような同心円上の層板構造が見られる。この層板をハバース層板と呼び、一つの同心円構造をハバース系もしくは骨単位(osteon)と呼ぶ。*2

*1群馬大学大学院医学系研究科生体構造学(旧解剖学第一講座)WEB 緻密骨(ヒト中手骨): http://anatcb.dept.med.gunma-u.ac.jp/homepage/pic/doc/bone7.htm
*2久留米大学ホームページ トップページ 教育ユニット:組織学実習: http://www.med.kurume-u.ac.jp/med/anat2/hislab/syllabus/04.pdf

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このページの最終更新日時: 2018-04-13 (金) 09:38:24