最近更新された用語
骨に発生する腫瘍。代表的な悪性の骨腫瘍は骨肉腫。*1
関連する用語
体の骨格を作る、白色の硬い器官。成人の体には、骨格を作る206個の骨が存在し、体重の約25%を占める。新生児には約350個の骨が存在するが、いくつかは成長に伴い結合して一つの骨になる。-全身を支える-内部に存在する骨髄で血球を作る-内部の器官を保護する(頭蓋骨や肋骨など)-筋肉や腱を付着させ、関節と共に運動器を構成する骨の主成分は炭酸カルシウムやリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)で骨基質にはⅠ型コラーゲンを主としたタンパク質やムコ多糖類が存在する。骨の白いところは、お…
抗がん剤のひとつ。骨腫瘍に有効。イホスファミドとも。商品名はイホマイド。
骨(軟骨)にできる肉腫。腫瘍の細胞が類骨や骨を形成するのが特徴の悪性腫瘍。特に10代に多い。70〜80%が膝周りに、次いで肩(上腕骨)に多く発生する。症状は痛みや腫れ。下肢にできると跛行の原因となる。p53の異常があるリ・フラウメニ症候群や網膜芽腫の患者に好発することが知られている。早期の治療はイフォスファミドなどの抗がん剤による薬物療法。
体の表面や内部に出来る、細胞が異常に過剰増殖してできた塊。新生物とも呼ばれる。原則として単一の細胞に由来する。増殖が穏やかで浸潤などの悪影響がない場合は良性腫瘍と呼ばれる(無害という意味ではない)。-良性腫瘍-悪性腫瘍(がん)
骨や筋肉、神経、関節など、体内で身体の運動機能に関わる臓器の疾患や外傷を専門に取り扱う外科。例えば、骨折や変形性関節症、椎間板ヘルニア、骨腫瘍など。整形外科とは、人間が歩く、座るなどの日常運動をする上で支障となる病気、つまり骨、関節、筋肉などの病気を扱います。形成外科は主に体の表面の機能や形態など、日常生活を快適に送るための支障となる病気を治療し、患者さんが社会復帰するのを助けたり、あるいは生活の質を向上させることが主な役割となります。
参考文献一覧
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。