最近更新された用語
骨髄で産生される血球などの細胞の総称。
関連する用語
ヘッジホッグのひとつ。ソニック・ヘッジホッグ。骨折初期には骨折部位の骨髄細胞に、仮骨形成期には軟骨表面の骨芽細胞に発現するタンパク質。骨芽細胞の分化の促進や骨芽細胞から破骨細胞分化因子(RANKL)を誘導するなど、骨折の修復に関わる。歯の発生初期にはエピプロフィンによって誘導され、歯冠や歯根の形態に関わる。Shhタンパク質は、発生の初期段階において重要な役割を果たす形態形成因子Shhの濃度勾配が保たれないと多指症の原因となる。タグ:
樹状細胞マーカー。小腸粘膜固有層のCD11c陽性細胞にはTLR5が特異的に発現しており、有鞭毛細菌に対して自然免疫応答を誘導する。骨髄細胞に由来する唾液腺マクロファージに発現が見られる。タグ:
唾液腺に存在するマクロファージの総称。胎生期の前駆細胞由来のもの(CD11c陰性)と生後の骨髄細胞由来のもの(CD11c陽性)の二種類が確認されている。共にコロニー刺激因子-1(CSF-1)に依存して増殖する。これらは唾液腺の発生と正常な機能の維持に重要であると考えられている。タグ:
非受容体型チロシンキナーゼのひとつ。主に血液免疫系細胞に発現し、骨髄細胞系ではマスト細胞、樹状細胞、マクロファージ、破骨細胞、血小板、リンパ球ではB細胞に高い発現が認められている。IgE受容体活性化を介したマスト細胞のヒスタミン放出やサイトカイン産生、マクロファージのファゴサイトーシス、破骨細胞の活性化、コラーゲン受容体を介する血小板凝集、B細胞の分化や活性化、一部のがんや自己免疫疾患、真菌やウイルス感染との関連などが報告されている。
骨髄細胞系のバイオマーカー。CD34陽性細胞のうち約半数がCD33を発現するとされる。顆粒球系前駆細胞や単球、ミクログリアなどに発現する抑制性のシグレック(シグレック3)。この遺伝子の一塩基多型(SNP)と遅発性アルツハイマー病の発症に相関が見られることが報告されている。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。