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脊椎の分節。椎骨のつなぎ目。神経根が出る部分。
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原因を特定できない、全身に生じる稀な無汗症。若年男性に多く、ほとんどの症例はアジアから報告されており人種的な要因の関与が考えられている。以下の2つの条件を満たすものとされる。+明らかな原因なく後天性に非髄節性の広範な無汗または減汗を呈するが、発汗以外の自律神経症候および神経学的症候を認めない。+ヨウ素デンプン反応を用いたミノール法などによる温熱発汗試験で黒色に変色しない領域もしくはサーモグラフィーによる高体温領域が全身の25%以上の範囲に無汗または減汗がみられる。症状は全身倦…
首から腰までの骨のこと。背骨や脊柱とも呼ばれる。部位ごとに以下のように分類できる。-頚椎(7個の椎骨)-胸椎(12個の椎骨)-腰椎(5個の椎骨)-仙椎(5個の椎骨が癒合して1つの仙骨となっている)-尾椎(36個の椎骨が癒合して1つの尾骨となっている)脊柱は24個(上から頚椎7個、胸椎12個、腰椎5個)の可動性の椎骨と不定形の仙骨(5個の仙椎が癒合して1個の仙骨となる)と尾骨(3~5個の尾椎が全部または一部が癒合して尾骨となる)とからなる。つまり、上下に重なる32~34個の椎骨…
脊椎を構成する骨。椎体と椎弓から構成される。下図は胸椎の椎骨の構造。24個(頚椎〜腰椎)の椎骨が重なって脊椎となる。椎体と椎弓の間の空洞(椎孔)に神経(脊髄や神経根)が通る。椎骨は椎間関節と椎体の間の椎間板と靱帯によって連結されている。椎体の前部側にある前縦靱帯と、椎体の後部側にある後縦靱帯があり、前者は背骨が後方にそり過ぎないように働いており、後者は背骨が前方に曲がり過ぎないように働いている。また隣り合う棘突起どうしを連結している棘間靱帯と棘上靱帯があり、両者はともに背骨が…
硬膜から分かれて椎間孔を通り、脊柱管の外に伸びる神経。神経根は5本あり、それぞれが大腿や膝、足首など、異なる部位を制御する。神経根に局所麻酔を注入して痛みを遮断する治療を神経根ブロックと呼ぶ。
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