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髄膜炎に併発する脳炎。*1
タグ: 髄膜炎 脳炎 炎症
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1994年オーストラリアでウマとヒトへの感染が確認されたヘニパウイルス。現在まで、オーストラリアにおいて3名の患者発生が報告され、一人が死亡している。コウモリは無症状だが、ウマは呼吸器感染症状、ヒトは髄膜脳炎を呈する。感染経路はオオコオモリからヘンドラウイルスに感染したウマの体液や排泄物との接触とされ、ヒトからヒトへの感染はないとされる。タグ:
間葉系細胞が産生するケモカイン。関節リウマチ患者の滑膜組織では主に特殊なヘルパーT細胞(iTh13細胞)から産生されていることが知られている。炎症サイトカイン(TNFαおよびIL-6)がCXCL13の持続的な産生やiTh13細胞の誘導に関わり、産生したCXCL13によって他のリンパ球を集めて炎症の持続する。髄液中のCXCL13濃度は髄膜炎に比較して髄膜脳炎で有意に増加するため、無菌性髄膜脳炎の早期診断に有用と考えられている。
広東住血線虫によって引き起こされる、好酸球の著しい増加を伴う髄膜脳炎。
乳幼児に敗血症や髄膜脳炎などの重症感染症や致命的状態を引き起こすパレコウイルス。ヒトパレコウイルス3型。国内では2006年から2、3年おきに流行を繰り返している。典型的な臨床所見は高熱、高度な頻脈、活気低下,食欲低下、腹部膨満感、臍突出、掌蹠の紅斑、網状チアノーゼなど。
リステリア属の細菌(リステリア・モノサイトゲネス)の感染によって引き起こされる症状。リステリオーシスとも。初期症状は発熱、筋肉痛、吐き気、下痢。神経まで感染が広がると頭痛、頚部硬直、昏迷、痙攣など。悪化すると髄膜炎、髄膜脳炎、敗血症を起こすことがある。
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