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血液中のタンパク質が異常に増加した状態。
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毛髪や筋肉、臓器など人体の各部を構成する必須の栄養素。三大栄養素のひとつ。漢字では蛋白質と表記する。蛋白はもともと卵白の意味。英語ではプロテインと呼ばれ、これはギリシャ語で「一番大切なもの」を意味するプロティオス(proteios) に由来する。体内に存在する酵素や受容体、免疫の抗体、血液中の血球などもタンパク質によって構成されている。人体全体の10〜15%程度を占める。化学的には、アミノ酸から成るペプチドが集まった一本のポリペプチドから作られる巨大な分子。タンパク質を構成す…
血清中にMタンパク質が確認される疾患の総称。症状は骨の痛み(特に腰)や貧血、倦怠感、息切れ、めまい。-多発性骨髄腫-原発性マクログロブリン血症-重鎖病(H鎖病)
全身の細胞に栄養分や酸素を運び、二酸化炭素や老廃物(尿素、尿酸、クレアチニン、アンモニアなど)を運び出すために全身を巡る体液。体重60kgの成人では4.5〜5リットル。体重の約8%(13分の1)を占める。血液の25%を失うと体温や血圧低下が起こり、35%を失うと意識障害が発生する。心臓から送り出される血液は動脈、心臓に戻る血液は静脈を通る。人間が生命活動を維持できる血液のpHの範囲は 6.8~7.8。通常は 7.35〜7.45 となるように調節される。血液のpHはHCO3-(…
血液検査の項目のひとつ。総タンパク質とも表記される。血漿に含まれる数種類のタンパク質(血漿タンパク質)の総量。その60%がアルブミン(ALB)、20%がγ-グロブリン。基準値は 6.9~8.6 g/dL。基準値を超える場合は高タンパク血症、逆に下回る場合は低タンパク血症と診断される。TPの減少はアルブミンの低下によるものが多いとされ、それを合成している肝細胞の障害などが疑われる。
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