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LDLの増加による高コレステロール血症。
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高脂血症のひとつ。血液中のコレステロール量が異常に増加した状態となる疾患。冠動脈疾患の最も重要な危険因子とされる。高コレステロール血症(特に高LDLコレステロール血症)は動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞などの心臓病のリスクを高める主要な危険因子である。日本人の血清コレステロールレベルは 1960 年代後半から大きく上昇し、欧米諸国と同レベルに達している。治療薬はスタチンなど。
血清脂質が体の処理できる量を超えて増えること。-原発性高脂血症-二次性高脂血症脂質異常症の診断基準値はスクリーニング(調査)のためのものであり、薬物療法を開始するための値ではないとされている。検査項目基準値症状名LDLコレステロール(LDL-C)140mg/dL 以上高LDLコレステロール血症120139mg/dL境界域高LDLコレステロール血症HDLコレステロール(HDL-C)40mg/dL 未満低HDLコレステロール血症トリグリセライド(TG)150mg/dL 以上高トリ…
リポタンパク質のひとつである低比重リポタンパク質。血液によって移動し、コレステロールを各細胞に送り届ける役割を持つ。過剰に増加すると動脈硬化など起こすため、俗称で悪玉コレステロールと呼ばれるが、LDL自体はコレステロールを運搬するタンパク質のこと。活性酸素により酸化されやすく、酸化により生じる変性LDL(酸化LDL、ox-LDL)が動脈硬化や心血管疾患などの疾患の発生に関与する。
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