健康用語WEB事典

関連する用語

古代中国を起源とする伝統医学、また、その分野で用いられる医薬品（漢方薬）。後に日本で発展した。漢方薬に配合される生薬のほとんどは中国大陸に由来する。使用機序の解析が困難な少量多数の成分の混合物。複数の生薬を組み合わせることによって薬効の増強や副作用の軽減などを行っているが、漢方薬中の成分に関する相互作用は不明なものが多い。一般的に漢方は、それを構成する生薬の種類が少ない方が即効性が高いが、副作用も起こりやすいとされる。「漢方」という言葉自体は、江戸時代に伝来した西洋医学（オラ…

アントシアンの一種。その構造によって赤〜青色を呈する。赤ワインの赤色などの元となる色素。400種類程度が発見されている。アントシアニンに結合している糖や有機酸を除いた部分（アグリコン）をアントシアニジンと呼ぶ。今日では，配糖体になっていないアグリコン（Aglycone非糖分）をアントシアニジン（Anthocyanidin）と呼び，その配糖体になっているものをアントシアニン（Anthocyanin）としている。

生体内の細胞などを、その生体から体外の試験管や培養器などに分離した環境で行う実験形態のこと。インビトロ。分子生物学の実験などにおいて、試験管内などの人工的に構成された条件下、すなわち、各種の実験条件が人為的にコントロールされた環境であることを意味する。これに対し、生きた状態のままの生体の細胞や分子の挙動を観察して解析を行う実験形態のことはインビボ（in vivo）と呼ばれる。

紫陽花やアクアラベンダーの色素（アントシアニン）。小豆や黒大豆、ブドウなどに含まれる。ミルチリンとも。

黒大豆の種皮に含まれる以下のポリフェノールの総称。-アントシアニン--シアニジン-3-グルコシド--デルフィニジン-3-グルコシド-プロアントシアニジン（カテキンの重合体）--プロシア二ジンB2--プロシアニジンC1--シンナムタンニンA2黒大豆ポリフェノールは、人体の肝臓におけるアルコール脱水素酵素とアルデヒド脱水素酵素を活性化して、エタノールとアセトアルデヒドの代謝を促進することが確認されている。特にアルデヒド脱水素酵素は2倍以上の活性効果があり、有毒なアセトアルデヒドを…

参考文献一覧

ご意見・ご要望をお聞かせください。