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鼻詰まりを起こす鼻粘膜の充血や腫脹を除去する点鼻薬の有効成分。頻繁に使用すると二次充血を生じる恐れがある。タグ:
ヒスタミン受容体のひとつ。平滑筋膜やシナプス後膜に存在し、それぞれ肥満細胞および神経終末より遊離されたヒスタミンを認識し、その情報を細胞内に伝える。抗ヒスタミン薬はヒスタミンがH1受容体に結合するのを防ぐ。アレルギー疾患における鼻詰まりや痒みなどの症状は,体内に侵入したアレルゲンの刺激により肥満細胞から放出されたヒスタミンが,ヒスタミンH1受容体に結合して活性化することが契機となって生じる.ヒスタミンH1受容体はGタンパク質共役型受容体(GPCR)の一種で,ムスカリン受容体や…
EBウイルスによる感染症。伝染性単核球症やキス病とも。唾液を介して感染する。国内では2~3歳までに70%が感染し、ほとんど無症状で抗体ができる。20歳代では90%以上が抗体を持つとされる。青年期以降の年齢で初めて感染が起こると、高熱が5~7日程度続き、全身倦怠感、口蓋扁桃の発赤や腫脹、咽頭痛、鼻詰まり、リンパ節腫脹、肝腫大、脾腫などが症状として現れる。潜伏期間は6~8週間。
慢性咳嗽の三大原因のひとつ。慢性副鼻腔炎と気管の炎症を併発したもの。慢性副鼻腔炎に慢性気管支炎、気管支拡張症、またはびまん性汎細気管支炎が合併したものを副鼻腔気管支症候群といいます。多くは副鼻腔炎が最初に発症し、鼻詰まり、鼻水、後鼻漏などが気管支炎を悪くさせるというメカニズムです。症状は病的な湿性咳嗽や後鼻漏、咳払い。小児においては鼻汁過多、鼻閉、難聴を伴うこともある。診断は副鼻腔の陰影の有無。初めは篩骨洞中心の陰影が現れ、上顎洞に広がると確定的。マクロライド系抗生物質が有効…
鼻の通りが悪くなり呼吸をし難くなる症状。鼻詰まり。口呼吸やいびき、無呼吸の原因になる。原因は副鼻腔炎や蓄膿症による鼻内のポリープ、アレルギー性鼻炎などによる鼻内の粘膜の腫れ、がんを含む腫瘍など。主に血管の拡張による鼻腔内の粘膜の腫れが原因であり、その治療薬として血管収縮作用を持つ点鼻薬が用いられる。しかし、血管収縮作用を持つ点鼻薬は脱感作があり、適量以上の利用はかえって鼻閉を悪化、慢性化させる恐れがある。発症機序は未だ解明されていないが、血管収縮薬の過度の使用によって内因性の…
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