18F-FDG(fludeoxyglucose 18F) †
グルコースの2位のヒドロキシ基を放射性核種の18Fで置換した誘導体。18F-2-フルオロデオキシグルコースやデオキシ-2-フルオロ-D-グルコースなどとも。
がんのPET検査で使用される医薬品。がん細胞が通常の細胞よりもグルコースを多く取り込む特性を利用している。*1
18F-FDGは、グルコースと同じくグルコーストランスポーターによって細胞内に運ばれるが、グルコース-6-リン酸の形で代謝が止まり細胞内に止まるため、体内のどこにグルコースが多く取り込まれ存在しているかを調べることができる。*2
*1(株)化学同人 京都大学大学院薬学研究科 くすりをつくる研究者の仕事 薬のネタ探しから私たちに届くまで 2017/3/30
*2グルコースを巡る諸問題 東北大学サイクロトロン・RIセンター核医学研究部 山口慶一郎: http://www.cyric.tohoku.ac.jp/publications/news/No.30/30-5.html
*2グルコースを巡る諸問題 東北大学サイクロトロン・RIセンター核医学研究部 山口慶一郎: http://www.cyric.tohoku.ac.jp/publications/news/No.30/30-5.html
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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:03:48