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ω酸化によって生じる、20位がヒドロキシ化されたロイコトリエンB4。*1
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脂肪酸に起こる酸化。カルボキシル基と反対側の末端(ω位)がカルボン酸にまで酸化される。ロイコトリエンB4(LTB4)の不活性化経路のひとつであり、ω位(LTB4の場合は20位の炭素)に生じ、LTB4はより水溶性の高い20-ヒドロキシLTB4を経て20-カルボキシLTB4に変換される。脂肪酸がω酸化を受けることで生成したジカルボン酸は、その後ミトコンドリアやペルオキシソームでβ酸化を受けてアジピン酸やコハク酸などの短鎖のジカルボン酸に分解される。ω酸化は、シトクロムP450によ…
白血球の遊走を制御するロイコトリエン。アラキドン酸から5-リポキシゲナーゼ依存的な経路で産生される。白血球においてω酸化による分解経路を介して不活性化される。ロイコトリエンA4にロイコトリエンA4ヒドロラーゼが作用することで生成される。不活化の反応では、まずシトクロムP450(CYP4F2/CYP4F3)によってω位をヒドロキシ化されてω-ヒドロキシLTB4へと変換された後、ω位のヒドロキシ基がアルデヒドへと酸化され、次いでALDH3A2によりカルボン酸へと酸化されω-カルボ…
化学構造にヒドロキシ基を導入する化学修飾。ヒドロキシル化とも呼ばれる。
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