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鉄硫黄クラスターのひとつ。複合体Ⅲの構成要素。*1
関連する用語
細菌から哺乳類などの様々な生物種で保存されている酵素。牛乳に大量に含まれており、牛乳から初めて抽出・発見された。キサンチン酸化還元酵素とも。生物種によって役割が異なり、哺乳類における主な役割はアデニンとグアニンを含むヌクレオチドの異化。ヒトにおいてはプリン分解系の最終の2段階を触媒する。つまり、ヒポキサンチンの2位の炭素原子をヒドロキシ化してキサンチンに、さらにキサンチンの8位の炭素原子をヒドロキシ化して尿酸に代謝する。ヒトの体内で尿酸を産生する唯一の酵素であるため、この異常…
呼吸鎖複合体のひとつ。CoQ-シトクロムcオキシドレダクターゼとも。ユビキノール(還元型CoQ)からシトクロムcへの電子の受け渡しを行う。ミトコンドリアの酸化的リン酸化に関わり、呼吸鎖を調節する活性酸素の供給源として働く。
鉄硫黄タンパク質の活性中心。Fe-Sクラスターとも。タンパク質内のシステイン残基の側鎖であるチオール基に鉄原子が配位する構造を持つ。生物の呼吸や光合成などの普遍的な代謝に関わる。-2Fe-2S-3Fe-3S-4Fe-4S鉄硫黄クラスター生合成は、IF, ISC, SUFと呼ばれる3種類の独立した経路で行われ、各経路の存在・局在は生物種に依存している。
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