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ガラクトースの誘導体。カラギーナンの主鎖の構成要素となる。
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紅藻類海藻に含まれる多糖類。食品添加物(増粘剤、安定剤、ゲル化剤など)や化粧品に利用される。カラギナンとも。名前の由来はアイルランドの海藻集荷地となった町の名前であるカラゲーン(Carraghen)とされる。海藻であるアイリッシュモス(コンドラスクリスパス)の抽出物から得られたためアイリッシュモスエクストラクトとも呼ばれた。市場に出廻っているゼリーにおいては、寒天やゼラチンをそのまま単一でゲル化剤としたものはほとんど姿を消し、代わって両者に比べて耐熱性、保水性に優れ、しかも口…
単糖類(ヘキソース)のひとつ。グルコースのジアステレオマー(4位のエピマー)。主に以下の構造を持つβ-D-ガラクトースを指す。ガラクトースは甘味を持たない。グルコースと構造が類似していますが、糖の環を構成する4番目の炭素のヒドロキシ基(-OH)の向きがグルコースと異なるだけですが、甘味を有しません。哺乳類の乳に含まれるラクトースは、ガラクトースとグルコースからなる二糖類。ガラクトースは腸管から吸収された後、門脈を通って肝臓に運ばれる。吸収される速度はグルコースの1.1倍。肝臓…
高分子の軸となる、一本鎖の化学構造。主鎖から分かれて突き出す構造を側鎖と呼ぶ。アミノ酸においては、アミノ酸の種類によらず、アミド結合で連なるポリペプチドの主となる部分。
ある物質の化学構造を一部変化させることで生成される、元の物質に似た化学構造や性質を持つ物質のこと。誘導体とは有機化合物の一部分が官能基の導入、酸化、還元、原子の置き換えなど、母体の構造や性質を大幅に変えない程度の改変がなされた化合物のことをいいます。誘導体から見た、その誘導体の元となる物質は前駆体と言える。
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