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酵素活性に金属イオンを必要とするプロテアーゼ(メタロプロテアーゼ)のうち、唾液やコラーゲンなどの細胞外基質(結合組織)の成分を分解する酵素(コラゲナーゼ)。亜鉛やカルシウムの金属イオンを必要とするエンドペプチダーゼのファミリーであり、多くは不活性な前駆体として分泌され、N末端ドメインの切断を受けることで活性化される。至適pHは7.5〜8.0。細胞表面に産生された炎症性サイトカインを細胞から切り離し、その分泌を促進する。生体組織中に骨髄由来の血球が移行するために不可欠と考えられ…
軟骨基質の主要な分解酵素となるマトリックスメタロプロテアーゼ。3型コラゲナーゼとも。コラーゲン代謝のみならず、骨吸収と骨形成の両方を制御しており、骨粗鬆症の発症に寄与していることが報告されている。IL-13によって発現が抑制される。ウイルスが細胞に付着した際の刺激やインターフェロンの刺激で発現が千倍以上に上昇し、細胞外に大量に分泌される。MMP-13の働きを抑えるとインターフェロンによる炎症を促すケモカイン(IP-10やRANTES)の分泌が抑制される。
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