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解糖系において、2-ホスホグリセリン酸がエノラーゼに触媒されて、またはオキサロ酢酸がPEPCKに触媒されてできる高エネルギーリン酸化合物。ホスホエノールピルビン酸がピルビン酸キナーゼに触媒され、解糖系の終末産物であるピルビン酸ができる。ピルビン酸がピルビン酸カルボキシラーゼに触媒されて生成されるオキサロ酢酸は、ホスホエノールピルビン酸に転換され、再度解糖系で利用される。シキミ酸経路においても利用される。

植物や微生物が芳香族化合物を生合成する代謝経路。微生物・植物などの独立栄養生物で芳香族アミノ酸その他の芳香族化合物（ベンゼン環をもった化合物）をつくる経路で、芳香環合成経路ともいう。ホスホエノールピルビン酸とエリトロース-4-リン酸の代謝から始まり、シキミ酸、コリスミ酸を経てプレフェン酸が生合成される。コリスミ酸からはトリプトファン、プレフェン酸からはフェニルアラニンとチロシンが生成される。+ヘキソース → ホスホエノールピルビン酸 + エリトロース-4-リン酸+ホスホエノー…

キナ酸の水素2つが外れた化学構造を持つ有機化合物。シキミ酸経路において3-デオキシ-D-アラビノ-ヘプツロソン酸-7-リン酸から生成される中間代謝産物。キナ酸と3-デヒドロキシミ酸に分解される。

エリトロースの4位がリン酸化した有機化合物。ビフィドシャントにおいてフルクトース-6-リン酸から生成され、グリセルアルデヒド-3-リン酸およびセドヘプツロース-7-リン酸の前駆体となる。シキミ酸経路においても利用される。

物質の代謝において、最終的な産生物ができるまでの途中でつくられる物質のこと。中間代謝物や中間体とも呼ばれる。

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