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C末端側に繰り返す微小管結合領域を4つ有するタウタンパク質。*1
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神経細胞の軸索内に存在する、分子量約5万の微小管結合タンパク質。微小管の重合を促進したり安定化したりする。ヒトのタウタンパク質の遺伝子は17番染色体長腕17q21に存在し16個のエクソンからなる。スプライシングによってアミノ酸が352〜441個からなる分子量の異なる6種類のアイソフォームを発現する。認知症患者の脳内からは凝集したタウタンパク質が確認される。タウタンパク質の蓄積による疾患はタウオパチーと呼ばれる。タウタンパク質は微小管と結合するタンパク質で、神経細胞では軸索に局…
細胞骨格のひとつ。13個のプロトフィラメント(α-チューブリンとβ-チューブリンの二量体で作られる管)が円筒状に平行に並んだ構造を持つ。太さは25nm、管の内径は15nm。マイクロチュービュールとも呼ばれる。細胞内の運搬の道筋となり、モータータンパク質が滑って移動する経路となる。また、細胞分裂のときに染色体を動かす原動力となる。
ペプチド(タンパク質)が持つ2つの末端のうち、カルボキシル基(-COOH)が存在する側のこと。カルボキシル末端とも呼ばれる。反対側はN末端(アミノ末端)。
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