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ワサビに含まれるイソチオシアネートのひとつ。5-メチルスルフィニルペンチルイソチオシアネート。
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官能基としてイソチオシアネート基(-N=C=S)が結合した以下の様な化学構造を持つ化合物の総称。天然に100種類以上が存在するとされる。大根やキャベツ、クレソンのようなアブラナ科の野菜が持つ独特の辛味成分の一種。植物をすりおろした時に生ずる刺激性の強い成分。カラシ油(辛子油)とも呼ばれる。イソチオシアネートは比較的加熱に強い成分のため、煮る・炒めるといった調理方法でも摂取できる。イソチオシアネートには以下のような種類がある。イソチアシアネートの名称主に含まれる食材アリルイソチ…
アブラナ科ワサビ属の多年草。学名はワサビア・ジャポニカ(Wasabia japonica)。漢字では山葵。辛味の原因となるアリルイソチオシアネートの前駆体であるシニグリンを含む。沢ワサビの根茎には特に多くのイソチオシアネートが含まれ、アリルイソチオシアネートや6-MSITCが多い。
イソチオシアネートのひとつ。6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート。6-MITCとも表記される。ワサビ(沢ワサビ)に含まれ、抗炎症作用やがん細胞を傷害する効果が確認されている。例えば、NF-κBを阻害することによる乳がんの抑制効果が報告されている。沢ワサビは6-MSITCを、5-MSITCや7-MSITCなどに比べて多く含んでいる。特に根茎に多いことが確認されている。西洋ワサビにはあまり含まれない。また、インスリンに類似した作用を示すことが報告されている。対象のワサ…
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