健康用語WEB事典

5-メチルシトシン(5-methylcytosine)

DNA核酸塩基であるシトシンメチル化したもの。

5-メチルシトシンの化学構造

チミン化学構造が似ているため、脱アミノ化によってチミンに変化することがある。この変化は突然変異の一種であり、がんの原因になると考えられている。

メチル化シトシンは「CG」という並びの部分のシトシンに生じると書いたが、がんの原因となりうる点突然変異の、じつに3分の1が、この「CG」の並びが「TG」となる、すなわちシトシンメチル化シトシン)からチミンへの置換であると考えられている。*1

*1技術評論社 武村政春 DNAを操る分子たち エピジェネティクスという不思議な世界(2012/3/15)

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このページの最終更新日時: 2018-03-17 (土) 18:22:39