最近更新された用語
ホスホフルクトキナーゼを参照。
関連する用語
複数の化学反応が連続して起こる、ある一連の化学反応系において、その全体の反応速度を決定する要因になる最も進行の遅い反応(律速段階)を触媒する酵素。どのような代謝経路であっても、その経路全体の反応速度を決定するのは律速酵素が関わる反応(律速段階)の速度である。例えば、解糖系においては、フルクトース-6-リン酸をフルクトース-1,6-ビスリン酸に変化させる反応を触媒する6-ホスホフルクト-1-キナーゼ(ホスホフルクトキナーゼ)が律速酵素である。律速(りっそく)という言葉は、光合成…
ATPを利用してフルクトース-6-リン酸をフルクトース-1,6-ビスリン酸に転換する反応を触媒する酵素。解糖系を調節する律速酵素。作用する構造中の位置を明確にした6-ホスホフルクト-1-キナーゼとも呼ばれる。細胞内のエネルギーであるATPが減少すると活性化され、逆に増加すると活性が抑制される。ホスホフルクトキナーゼはアロステリック酵素であり、AMPやリン酸によって活性が亢進される。逆にATPやプロトン、クエン酸によって活性が阻害される。
コメント・訂正・追記
ご意見・ご要望をお聞かせください。