8-オキソグアニン(8-oxo-guanine : 8-oxoG) †
グアニンの酸化体。神経変性疾患において、神経細胞のミトコンドリアDNAに多量に蓄積することが報告されている。*1
酸化ストレスに曝された細胞内でヌクレオチドプール中のdGTPが酸化されて生じる。
全ての核酸塩基の中でグアニンは活性酸素によってもっとも酸化されやすく、その酸化体は8-オキソグアニン (8-oxoG)と呼ばれています。8-oxoGはシトシンに加えてアデニンと塩基対を形成する性質をもつため、ゲノムに蓄積すると突然変異や細胞死の原因となります。*2
タグ: グアニン 酸化 神経 誘導体 酸化ストレス 突然変異
*1九州大学 活性酸素による核酸の酸化に起因する神経変性のメカニズムを解明: https://www.kyushu-u.ac.jp/f/1231/2012_12_03.pdf
*2アルツハイマー病の発症にDNA修復酵素であるMUTYHが関与 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/706
*2アルツハイマー病の発症にDNA修復酵素であるMUTYHが関与 | 研究成果 | 九州大学(KYUSHU UNIVERSITY): https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/706
ご意見・ご要望をお聞かせください。
8-オキソグアニンに関する情報を検索
この用語を編集/画像添付
このページの最終更新日時: 2021-12-29 (水) 06:47:26