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リポキシゲナーゼのひとつ。アラキドン酸の8位に分子状酵素を導入する酵素。
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不飽和脂肪酸に酸素を付加する反応(酸化)を触媒する酵素。植物のクロロプラストやミトコンドリアに存在し、カロテノイドの退色を触媒する。動物の体内にも存在し、アラキドン酸からプロスタグランジンの生成を触媒することが知られている。ルテインによって働きが阻害される。大豆の青臭さは、大豆が含むリノール酸にリポキシゲナーゼが作用して生成されるn-ヘキサナールが原因とされる。酸素を付加する位置の違いによって分類される。-5-リポキシゲナーゼ-8-リポキシゲナーゼ-12-リポキシゲナーゼ-1…
生体内における酵素とは、化学変化において触媒の働きをするタンパク質を指す。生体触媒とも呼ばれる。触媒はそれ自身は変化せず、他の物質の化学反応を促進する。具体的には、化学反応に必要なエネルギー(活性化エネルギー)を下げて、反応の速さを数百万~数億倍にする。食品の発酵も酵素の働きによるものであり、酵母(ギリシャ語では zyme)の中(ギリシャ語では en)で発酵が起きることから酵素(enzyme)と名付けられた。酵素の中には、他の酵素と結合して複合体として働くものもある。例えばク…
ある物質的特性を示す、原子が2個以上結合してできる物質。
多価不飽和脂肪酸のひとつ。リノール酸からγ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸を経て体内で合成される。アラキドン酸は、生理活性の強いホルモン様物質であるエイコサノイド(プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンなど)の前駆体となるため,炎症やアレルギー反応を促進する。人体に必須な脂肪酸であるが、DHAが少ない状態や過剰摂取によりエイコサノイドやサイトカインなどを生成し様々な炎症を起こす。セカンドメッセンジャーとして働くことも知られている。アラキドン酸は神経細胞の…
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