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アセチルコリンエステラーゼを参照。
関連する用語
アルツハイマー型認知症の進行を抑制する有機化合物。ロシアのコーカサス地方においてマツユキソウの球根から分離された三級アルカロイド。商品名はレミニール。アセチルコリンエステラーゼ(AChE)競合阻害作用やニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)に対するアロステリック増強作用、アミロイドβが原因となる神経細胞障害の抑制、記憶障害改善作用などを持つ。ブチリルコリンエステラーゼ(BuChE)に対する阻害作用と比較してAChEに対する選択性が高い。この選択性はリバスチグミンと比較し…
コリンエステラーゼのひとつ。アセチルコリン分解酵素や真性コリンエステラーゼとも呼ばれる。主に赤血球やシナプス後膜に存在し、アセチルコリンのみを分解する。神経伝達物質となるシナプス間隙のアセチルコリンを加水分解して除去する役割を持つ。認知症では脳内のアセチルコリンが減少するため、アセチルコリンエステラーゼの働きを阻害してアセチルコリンの分解を防いで量を増やすことで症状が改善する場合がある。
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