健康用語WEB事典

ALP(alkaline phosphatase)

血液検査の項目のひとつ。アルカリフォスファターゼ?。基準値は大体 100~300 IU

リン酸モノエステル結合加水分解する、至適pHアルカリ性pH9~11)の酵素小腸粘膜胎盤乳腺腎臓肝臓脾臓の順に多い。*1

これらの組織に異常があると血液中に漏れ出るため値が高くなる。肝臓胆道の疾患およびがんなどの診断基準となる。

逆に少ない場合には前立腺肥大症甲状腺機能低下症などの疑いがある。*2

哺乳類のGPIアンカーとして最も早く報告されたもの。

*1アルカリホスファターゼの構造と機能 石田陽子 小丸圭一 織田公光: https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscc1971b/33/1/33_36/_pdf
*2検査項目 アルカリフォスファターゼ: http://www.jrcla.or.jp/atoz/rexm/rexm_04_01.html

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このページの最終更新日時: 2017-12-04 (月) 18:03:55