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アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬を参照。
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アンジオテンシンのひとつ。アンジオテンシン変換酵素によってアンジオテンシンⅠから生成される。血管収縮作用や血圧上昇作用を持つため、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)は降圧薬として使用される。時に心血管系組織障害をもたらす。また、副腎のアルドステロンの分泌を介して腎臓でのナトリウムの体内貯蔵を促す。アンジオテンシンⅡは、AT1受容体を介して細胞内カルシウムおよびジアシルグリセロールの上昇と、それに続くPKC-NADPHオキシダーゼ経路の活性化を惹起することが知られている。…
血圧の上昇や心血管の組織障害を引き起こすペプチド。アンギオテンシンとも。-アンジオテンシンⅠ-アンジオテンシンⅡ血漿に含まれるアンジオテンシノーゲンに糸球体から血液中に分泌されたレニンが働きアンジオテンシンⅠが生成される。さらに、アンジオテンシン変換酵素(ACE)によってアンジオテンシンⅠがアンジオテンシンⅡとなる。アンジオテンシンの受容体の阻害によって、骨格筋のミトコンドリアの機能が増加することが報告されている。ARB の本来の作用であるアンジオテンシンⅡタイプ1受容体阻害…
アンジオテンシンⅡの受容体を拮抗阻害することで血圧を低下させる薬剤。高血圧の治療薬のひとつ。アンジオテンシン変換酵素阻害薬とほぼ同等の降圧効果が得られ、心筋および腎臓の保護効果も有する。-カンデサルタン-ロサルタン-バルサルタン-テルミサルタン
大動脈に起こる動脈瘤。自覚症状はほとんどないため気付きにくい。動脈瘤が破裂すると体内で大量出血するため激痛が起き、発症者の約80%がそのまま命を落とすとされる。発生する大動脈の種類によって以下のように分類される。-胸部大動脈瘤-腹部大動脈瘤動脈の老化、高血圧などの生活習慣病。女性ホルモンには動脈硬化を予防する効果があるため、女性より男性の方が発生しやすい。また喫煙の習慣がある場合はさらに発生しやすくなる。大動脈が太くなるタイプ。大きさが50mm未満であれば薬物療法などで経過を…
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